札幌管区気象台は、北海道の十勝岳の噴火警戒レベルを「3」の「入山規制」に引き上げました。

気象台によりますと、十勝岳ではことし3月以降、火山活動が活発になっています。

先月17日からきょうまでに規模の大きな火山性地震が5回観測されたことから、気象台はきょう午前9時半、十勝岳の噴火警戒レベルをレベル「3」の「入山規制」に引き上げました。

札幌管区気象台 高橋裕二 火山対策調整官
「62-2火口からおおむね3キロの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。地元の自治体等の指示に従ってください」

この影響で、十勝岳の麓の道路が5.6キロにわたり通行止めになったほか、上富良野町では吹上温泉地区に避難指示が出されました。

地元の人
「町の防災無線が家で休んでいたら鳴った。ここ最近は晴れた日は噴煙が多かった」

北海道の活火山で噴火警戒レベルが「3」に引き上げられたのは初めてです。気象台はすぐに噴火が起こるとは断言できないが、今後の活動推移によっては大規模な噴火に繋がるおそれがあるとして注意を呼びかけています。