2026年2月、鳥取県境港市のスーパーで起きた強盗事件で、銃砲刀剣類所持等取締法違反などの罪に問われている男の裁判が11日あり、鳥取地方裁判所米子支部は、拘禁刑6年の求刑に対し、男に拘禁刑5年を言い渡しました。

強盗や銃砲刀剣類所持等取締法違反などの罪に問われていたのは、境港市の派遣社員の男の被告(47)です。

判決によりますと、被告は、2026年2月19日、営業中の境港市のスーパーの事務所に侵入し、従業員に包丁を突きつけて脅迫。金庫内の現金189万円を奪って逃走しました。

判決公判で、鳥取地裁米子支部の木内悠介裁判官は、被告は奪った多額の現金をすべて使い、弁償の見込みが立っていないこと。また、かねて買い物に行ったことがある店舗に目星を付けるなど、一定の計画性がうかがえることや店員に包丁を突きつけ強度な恐怖感を与えたことなど、犯行は悪質であり刑事責任は重いと指摘しました。

ギャンブルを繰り返し、「自分ではどうしようもできなくなった」などと、これまでの公判で起訴内容を認めていた被告。

裁判官は、社会復帰後にギャンブル依存症の治療を受け、自助施設に入所することが見込まれることなども考慮するとして、拘禁刑6年の求刑に対し拘禁刑5年の判決を言い渡しました。

なお、取材に対し弁護士は、「控訴するかどうかについては、被告人と話すまでコメントできない」としています。