観光ビザで来日していた台湾出身の22歳の男が、東京都内に住む男性から現金をだまし取ろうとしたとして、現行犯逮捕されました。

詐欺未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、台湾出身の無職・陳宥霖容疑者(22)です。

陳容疑者は、ことし5月から9月にかけて他の人物と共謀し、東京・杉並区に住む50代の男性に警察官などになりすまして電話し、「逮捕をまぬがれたければ、保釈金850万円が必要」などとウソを言って現金をだまし取ろうとした疑いがもたれています。

警視庁によりますと、男性はこれまでも同様の電話を受け、数千万円を支払っていましたが、今回は不審に思い警視庁に相談し、今月9日、現金受け渡し場所に指定された公園のトイレに陳容疑者が現れたということです。

陳容疑者は「受け子」とみられ、7月末に台湾から観光ビザで入国していました。

調べに対し、陳容疑者は容疑を認めた上で、「インターネットで、観光もできて、仕事も出来るという募集をみつけて応募した」と供述しているということです。

警視庁は犯行に関わったとみられるトクリュウ=匿名・流動型犯罪グループについてさらに調べています。