静岡県函南町に建設が計画されているメガソーラー(大規模太陽光発電)施設について、事業者のうちの1社が、撤退を決めたことが分かりました。函南町は、権利の転売などが行われないよう完全撤退を求めています。
静岡県函南町の軽井沢地区では、山林約ヘクタールに太陽光パネル約10万枚を敷き詰めるメガソーラー発電施設が計画されています。
その事業者2社のうち、名古屋市に本社があるトーエネックは、1月24日に取締役会を開き、函南町での太陽光発電事業から撤退することを決定しました。
トーエネックは、撤退の理由について「事業環境が計画策定時より厳しくなっていることを踏まえ、事業性を評価した結果、本事業の開始が困難と判断した」としています。
その上で、「現在、関係事業者と撤退にむけた交渉を行っており、理解を得られるよう交渉を継続していく」ということです。
今回の決定について、函南町の仁科喜世志町長は「確実に撤退するとともに、この場所で同様の開発が行われないよう、両事業者に対しFIT法の固定買取価格制度のIDと林地開発許可を取り下げるよう要望する」とのコメントを出しました。
函南町のメガソーラー計画については、これまでも地元住民から反対の声が上がっており、町と議会も一貫して不同意を表明していました。
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