富山や福井などで大麻やコカインなどの違法薬物を密売し、2000万円以上を売り上げたとされる密売グループの主犯格の男に対し、検察側は拘禁刑10年、罰金200万円を求刑しました。

麻薬特例法違反などの罪に問われているのは、富山市の無職・小沢亜瑠被告(21)です。

起訴状などによりますと、小沢被告は去年4月から8月にかけて10代の少年と共謀し、富山や福井などで複数人にビジネスとして大麻やMDMA、コカインなどの違法薬物を売り渡したとされています。

この日の裁判で検察側は「被告は組織の中心人物として役割が重大で、その刑事責任は大きい」と指摘しました。

密売で得た売り上げが2000万円を超える大きな金額であることや、違法薬物を蔓延させたことは「社会全体の秩序を乱す悪質な行為」として拘禁刑10年罰金刑200万円を求刑しました。

一方で弁護側は、「グループは高度に組織化されておらず役割も固定されていなかった」と主張し、犯行当時被告は20歳と若年であったことなどから「更生の余地はある」として拘禁刑5年を求めました。

判決は9月16日に言い渡されます。