元プロ野球選手で野球解説者の張本勲さん(86)が9日午後5時ごろ東京都内の病院で亡くなったことを受け、現役最多2468安打の巨人・坂本勇人(37)が試合前に取材に応じた。

坂本は、張本さんの訃報を朝にニュースで知ったといい「本当にびっくりしましたし、寂しいなという気持ちです」と語った。

日本プロ野球史上初となる3000安打を成し遂げた張本さんからは、激励を受けていたという。「『3000本はお前しかいないんだ』というのは、よく言われてたんですけど。この前、テレビでも『坂本をファン投票でオールスターに選んでくれたファンにあっぱれだ』と。本当にありがたい言葉をいつもいただいていた」と張本氏との思い出を振り返った。

7度、首位打者に輝き“安打製造機”と言われた大先輩。「到底及ばないすごい先輩ですけど、一歩でも近づけるように、大きな目標でもあるので、今後も頑張っていきたい」。プロ20年目の坂本が思いを口にした。

広島県出身の張本さんは、1959年に東映に入団し新人王を獲得。日拓、日本ハムを経て76年に巨人に移籍(~79年)し、81年にロッテで引退を迎えた。首位打者7回、日本プロ野球史上初となる通算3000安打を達成するなど数多くの大記録を打ち立て、通算成績は2752試合、9666打数、3085安打、504本塁打、1676打点、打率.319。