北海道京極町の農業法人で、特定技能のミャンマー人たちが町議会議員やその息子から暴力を受けたと訴えている問題。9月9日に法人側に謝罪や補償を求める初めての団体交渉が、札幌で行われました。
「来いって、教えちゃるから」残された暴言とセクハラの被害
熊谷七海記者(9日午後0時50分ごろ・札幌市中央区)
「これはお父さんですか?何も答えないですか?」
記者の問いかけに無言で立ち去る京極町にある農業法人の男性(40代)。
スマホの動画に映っているのは、男性の父親(60代)で、町議会議員とみられる人物です。
動画(7月中旬・京極町 農業法人で働く外国人撮影)
「何だその目、文句あるのか、言ってみろ、したら」
特定技能で働くミャンマー人の同僚が、7月中旬に撮影した動画には、ミャンマー人に対し、強い口調で責め立てる様子が記録されていました。
この農場を取り仕切っているのは、町議会議員でもある60代の父親と、40代の長男と次男です。
動画(7月中旬・京極町 農業法人で働く外国人撮影)
「ちょっと来い。来いって!教えてやるから。コラ」
暴行だけではありません。女性は町議から胸を触られたり尻をたたかれたりしたと訴えています。
さらに、金銭面でも。ミャンマー人の男性2人は、一部の賃金が支払われていないうえ、農作業中に車の中で携行缶からガソリンを漏らしたとして、2人あわせて現金15万円を支払わされたといいます。
音声(農業法人で働く外国人録音)
「お前は4万円置け、4万円置け、ここに」














