農業と福祉の連携です。

福祉作業所の利用者が7日、山口県防府市のブランドミカン「天神みかん」の摘果、余分な実を取り除く作業をしました。

高齢化が進む生産者の負担軽減につなげようと、JA山口県防府とくぢ統括本部が実施しました。

防府市の2つの福祉作業所の利用者と職員8人が「摘果」の作業をしました。質のよいミカンを育てるため、つきすぎた実を取り除く作業です。

障害がある人でも働きやすいよう、農家の経験に頼っていた摘果の基準をわかりやすくしました。空き缶を使って直径4センチより小さい実を選んで、はさみで切り落としていました。

山家連福祉事業会はあと 峠本悠児さん
「(缶を使うと)迷いがなくなるので、利用者さんの特性を考えると判断が一番難しいんですよね。作業の幅が広がってより就労につながっていくといいのかなと考えています」

「天神みかん」の生産者の多くは70歳を超えていて、担い手の幅を広げることでブランドの維持につながると期待されています。

「天神みかん」を生産 果舞樹園 吉次英哲さん
「人手が足りないというのが山口県の問題だと思いますので、少しでも負担が減らせるというか、手が借りられるようなところが増えればみんなもっと生産しやすいのかなと思っております」

防府とくぢ統括本部では、ほかの農園にも取り組み広げたいとしています。