富山県内などを拠点に違法薬物を組織的に密売し、およそ2300万円を売り上げていたとされるグループの主犯格の男の裁判員裁判が、富山地裁で始まりました。
麻薬特例法違反などの罪に問われているのは、富山市堀の無職・小沢亜瑠被告(21)です。

起訴状などによりますと、小沢被告は去年4月から8月にかけて10代の少年と共謀し、富山や福井などで複数人にビジネスとして大麻やMDMA、コカインなどの違法薬物を売り渡したとされています。
7日の初公判で、小沢被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

検察側は冒頭陳述で、被告は販売サイトを運営し、秘匿性の高いアプリで8人の密売人と協力して薬物を売っていたと指摘。売り上げはおよそ2300万円に上るとし「組織的な態勢を構築し、中心的人物として多額の収益を得ていた」と犯行の悪質性を訴えました。

一方の弁護側は犯罪の事実については争わないとしたうえで被告が反省の態度を示していることや、犯行当時20歳と若年であったことなどから情状酌量を求めました。
裁判は今後、小沢被告本人への被告人質問を予定しており9月16日に判決が言い渡される予定です。














