特殊詐欺のかけ子の仕事を神奈川県の男性に紹介したとして、職業安定法違反の罪に問われている暴力団員の男ら2人の初公判が、仙台地方裁判所で開かれ、2人は起訴内容を認めました。

職業安定法違反の罪に問われているのは、仙台市太白区袋原の指定暴力団住吉会系幹部の被告(33)と太白区上野山の自営業の被告(34)です。

起訴状などによりますと、2人は2024年6月から7月頃までに特殊詐欺のリクルーターなどを通じて、神奈川県に住む20代の男性に海外でかけ子をする仕事を紹介したとされています。
仙台地裁で開かれた初公判で2人は起訴内容を認めました。

検察側は、「男性が円滑に渡航できるよう手配するなど被告人2人は重要な役割を果たした」などと指摘し懲役2年を求刑しました。

一方で、弁護側は2人が報酬を受け取っていないことや具体的な仕事の内容を知らなかったことなどを挙げ、幹部の被告については「寛大な判決」を、自営業の被告については「懲役1年」を求めました。
裁判は即日結審し来月1日に判決が言い渡されます。