「令和のコメ騒動」といわれたコメの高騰を受けて、小泉前農水大臣のときに放出された備蓄米。これをまた政府が買い戻すこととなりました。コメの価格が下がりつつある中、どんな狙いがあるのでしょうか。

コメ価格に“異変”で「損切り」も…なぜ古米より新米が安い?

新米が並び始めたスーパーでは、今、異例の事態が起きています。

記者
「古米は3000円台なのに対し、新米は2500円台と、新米の方が安くなっています」

古い米よりも新しい米の方が安い“逆転現象”。

セルシオジャパン 久保田浩二さん
「古米が本当に早く売れてもらいたい部分と、新米も早く並べたいという部分で困っている」

在庫を抱える卸業者は、より深刻です。

ちから米穀 山下力 社長
「だいたいこの辺に見えるのはまだほとんど7年産(2025年産)ですね」

山積みになっているのは2025年、高値で仕入れたコメです。

ちから米穀 山下力 社長
「新米より安く提示しなければ消費者は納得してもらえないので、もうここは“損切り”のひとつ。新米より下げて販売せざるをえない」

赤字覚悟で値段を下げる苦渋の決断。なぜこんな事態になっているのか。