ネパール土石流 捜索阻む“壁”

山内キャスター:
中国とネパールの国境付近で発生した土石流による影響は、160万人にのぼるとみられています。
▼死者:1311人
▼行方不明:5339人(日本人5人含む)
ネパールでは複数の水力発電所の中に、いまだ数百人の作業員が閉じ込められていて、救出活動が続いているという報道もあります。
そんな中、4日、現地メディアによると、トンネルから少なくとも2人が救出されたということです。
また、少なくとも69の学校が被害にあっているということです。(セーブ・ザ・チルドレンの発表より)
なかなか救助活動が進んでいないようですが、現地の様子はいかがでしょうか。
JNNバンコク支局 村橋佑一郎 支局長:
被災地では、被害の大きい国境方面につながる道路や橋が、いたるところで流されてしまい、ヘリコプターやドローンを使った捜索が余儀なくされている状況です。
実際に現場を取材していても、泥に足を取られそうになり、歩くことが難しい状況です。
重機は少しずつ入って、土砂は撤去されていますが、陸路ではなかなか捜索活動が進んでいません。

さらに、二次災害の懸念もあります。上流部では土石流の影響で、川の水がせき止められてできた「土砂ダム」が、複数確認されています。
そこが決壊すれば、再び土石流の被害が予想され、危険と隣り合わせの捜索活動となっております。
また、人員も不足しています。被害範囲が100km以上に及ぶため、軍や警察が2万人ほど投入されているのですが、人の数が分散されてしまい、集中的な捜索ができないというのも難航している要因だといえます。














