気象庁によりますと、台風24号(クロヴァン)は4日午前9時現在、鹿児島県奄美市の北西約200キロにあって、時速15キロで北西に進んでいます。しかしこのあとは南寄りに向きを変え、さらに6日(日)以降は東寄りに進路をとる見込みで、沖縄本島付近を反時計回りに回るようなコースとなりそうです。あまり発達はせず暴風域は伴わない見込みで、8日(火)午前9時には日本の南で熱帯低気圧に変わる予想ですが、長期間にわたって北側の秋雨前線を活発化させるため、太平洋側を中心に大雨の地域が多くなりそうです。また、台風24号の南東にある熱帯低気圧が、7日(月)にかけて北上し本州に近づいてくる可能性もあり、この影響も気がかりなところです。

7日(月)午前9時の予想天気図。台風24号の北東に熱帯低気圧が予想されている

気象庁が4日午前5時半過ぎに発表した「全般気象解説情報(台風第24号) 第7号」では、「前線は6日(日)にかけて、本州の南岸付近でほとんど停滞する見込みです。動きの遅い台風の東側を北上する暖かく湿った空気が、前線に向かって流れ込み、大気の状態が非常に不安定な状況が続くでしょう。このため4日は、西日本では猛烈な雨の降る所がある見込みです。また6日(日)にかけて、西日本から東日本の太平洋側を中心に広い範囲で、激しい雨や非常に激しい雨が降り続いて総雨量が多くなるおそれがあります。これまでの大雨で地盤の緩んでいる地域では、少しの雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。台風の進路や前線の動向によっては、7日(月)頃にかけて大雨が続き、総雨量がさらに多くなる可能性もあります」としています。

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