33年前の9月3日、鹿児島県内では台風による災害で20人が亡くなりました。南さつま市金峰町の扇山地区の土砂災害です。
慰霊碑ではきょう3日、地域住民らが犠牲者をしのびました。

(地域住民)「二度とこんなことが起きないように…」
きょう3日は、南さつま市金峰町の慰霊碑を地域住民が掃除し、花を手向けました。

1993年9月3日、台風13号が薩摩半島に上陸。南さつま市金峰町では、1時間に114ミリの猛烈な雨が降りました。
扇山地区では住民たちが避難していた民家を土砂が直撃し、20人が亡くなりました。

慰霊碑には、中学1年生で亡くなった畠中勝幸さんが生前作った詩「野原はうたう」が刻まれています。
3日は当時、金峰中学校で畠中さんの担任だった永田浩一さん(66)も慰霊に訪れていました。

(亡くなった畠中さんの担任・永田浩一さん)「おとなしく真面目ないい子だった。カレーが好きで、子どもたちが給食の時は彼にカレーをいつも渡していた。あっという間に過ぎた33年だった」

33年前、およそ50人いた住民のうち、20人が亡くなった扇山地区。現在は、4世帯7人が暮らしています。

(参加した地域住民)「また台風が来てこっちも心配」「災害だけは語り継いでいく、皆さんと」
台風が接近する中迎えた33年の節目の日。住民らは慰霊碑の前で、防災への思いを新たにしていました。














