宮崎県内では山沿いで積雪や路面の凍結に注意が必要です。
JAF・日本自動車連盟にスリップ事故を防ぐためのポイントについて聞きました。
積雪や路面凍結の際、気を付けたいスリップ事故。
JAF宮崎支部によりますと、県内では、24日、スリップによる立ち往生で3件の救援要請が入ったということです。

JAFの担当者は、急ハンドルや急ブレーキは危険だと話します。
(JAF宮崎支部 田代芳久さん)
「路面が凍結した時は停止距離がかなり伸びる。あと車のコントロールもできないのでスピードを控えるとか車間距離を多めにあけるとかそういう運転が必要になる」
また、路面の凍結で特に注意が必要な場所があります。
(JAF宮崎支部 田代芳久さん)
「橋の上とか陸橋の場合は風も吹き抜け、ほかよりも気温が低くなるので凍結しやすい状況となる」

もうひとつ、注意が必要な場所がトンネルの出口です。
(JAF宮崎支部 田代芳久さん)
「トンネルの中はある程度温度が高い状況もあるが、出たところが気温が低いと凍結している恐れもある。トンネルの出口はスピードを控えて走行する必要がある」

また、雪道の走行で必要となるタイヤチェーンは、布製のチェーンが取り付けもしやすく価格も比較的安いためおすすめということです。

10年に1度といわれる最強寒波。運転には細心の注意が必要です。
あわせて、水道管凍結の対策も改めて確認しておきましょう。
凍結を防ぐために、水道管を発泡スチロールやタオルなどを巻き付けて保温してください。
また、メーターボックスも同じように発砲スチールやタオルなどを詰めると効果的だということです。

こうした対策ができない場合、今夜以降は、細く糸を引く程度の水を出しっぱなしにするのがよいということです。
万全の対策をお願いします。