武器はトップスピードの「持続力」

国内トップクラスの設備を持つ静岡県伊豆市。9月のアジア大会に向け、中石選手は日本代表の最終調整に励んでいる。

伊豆ベロドロームで取材に応える中石湊選手(8月)

「技術をしっかり上げて、今より戦える状態にしたい」

意気込む彼の最大の武器は、トップスピードに入ってからの持続力だ。

トラック競技で頭角を現す一方、競輪の世界でも2025年、新人ナンバーワンを決める「ヤンググランプリ」で後方から一気にまくり上げ、頂点に輝いた。

練習後は先輩の尾野翔一選手とご飯を食べることが多いそう

そんな自転車界のスター候補も、競技を離れれば普通の21歳。練習後は先輩たちと焼肉を囲み、冗談を言い合う愛嬌の良さも持ち合わせている。オンとオフをしっかり切り替えられるのも、彼の強みの一つだ。