9月が始まりました。NBC「Pint」の平地真菜気象予報士が長崎の8月天候を振り返ります。

「150年の歴史で最も高い気温」
8月の天気の印象は『晴れて暑かった』のひとことに尽きる1か月でした。
上空の偏西風が平年より北を流れて、大きく蛇行していたため気圧配置の変化が起こりにくく、西日本付近は背の高い高気圧に覆われ続けました。
高気圧のもとでは空気が上空から下りてくる「下降気流」が発生します。下りてくる空気は地表に近づき、圧縮されるにつれて温度が上がるため(空気入れで自転車のタイヤに空気を入れると、少しあたたかくなるのと同じ現象)気温が上昇しやすい状態が続きました。
また、晴天が続き、強い日差しの影響で地表付近の気温が更に上昇。
九州山地を吹き下りるフェーン現象なども加わり、記録的な暑さが長く続きました。

長崎県内では、島原で8月3日に39.9度となる県内最高気温を更新。また長崎では、8月26日におよそ150年の観測の歴史でもっとも高い37.8度を観測しました。














