新潟県阿賀野市で一般土木建築工事を請け負っていた『石栗組』が、8月24日に新潟地方裁判所新発田支部から破産手続き開始の決定を受けていたことが分かりました。民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、負債総額は約5億8000万円とみられています。
1971年に創業した『石栗組』は、阿賀野市の旧笹神村エリアを足掛かりに、阿賀野市や新潟県が発注する公共工事を主に、土木・とび・管・建築工事などを行う一方で、1994年頃にはガソリンスタンドの経営も開始。2001年5月期には約6億6900万円の年売上高を計上していました。
しかし公共工事の減少などによる受注低迷や不良債権の発生による資金繰り悪化などの影響もあって、2008年2月には新潟地裁新発田支部へ民事再生法の適用を申請。その後、裁判所管理下で再生を図り2011年11月には再生手続きの終結決定を受けています。
再生後も、公共工事の受注を中心に事業を展開していましたが、工事量の伸びはみられず、2025年5月期の年売上高は約1億3000万円にとどまっていました。
一方で、欠損が続くなか後継者もおら、事業譲渡を模索したものの不調に終わり、資金繰りが困難となったことから2025年中には実質的に営業を停止していました。












