史上最年少で完全試合を達成したプロ野球・ロッテの佐々木朗希(21)と東京五輪・体操で個人総合と種目別鉄棒の2種目を制した橋本大輝(21)。Z世代のトップを走る2001年生まれの2人のスペシャル対談が実現した。五輪で頂点に立った橋本がこれからWBCで世界一に挑む佐々木に“世界で戦う心構えをアドバイス。
金メダリストから見た「令和のミスターパーフェクト」の印象は?
佐々木朗希投手:
初めまして。佐々木朗希です。

橋本大輝選手:
初めまして橋本大輝です。よろしくお願いします。めちゃめちゃデカいですね。入ってきた瞬間めっちゃビビりました。

佐々木投手:
(橋本選手は)がっしりしていて肩周りとか腕とかそこら辺が違うかなと思うんですけど、どうですか?
橋本選手:
多分、他の選手、他のスポーツと比べたら肩幅も横に広いですし、腕の太さであったりそういうところも違うと思います。
お互い、体の鍛え方が気になるようで、上着を脱いだ橋本に佐々木は「太いですね。触っていいですか?」そう言いながら、左の二の腕の太さの感触を確かめた。
佐々木投手:
おお~すごいです(笑)。
体操と野球、全く異なる舞台で輝く2人には21歳という年齢の他に、もうひとつ“三兄弟”という共通点があった。末っ子・橋本と次男・佐々木が“三兄弟あるある”で意気投合。
橋本選手:
兄弟はどうなんですか?
佐々木投手:
僕は兄と弟で。
橋本選手:
次男?
佐々木投手:
次男です。3人の真ん中です。
橋本選手:
僕、男3人の末っ子なんです。
佐々木投手:
末っ子なんですね。じゃあ甘えん坊みたいな(笑)。うちの弟を見ている限りそんな感じです。どうなんですか?
橋本選手:
甘えん坊というか兄が僕をいじわるしてくるので甘えん坊というか。
佐々木投手:
僕は逆ですね。長男と弟が仲良くて僕がいつもハブられているのでそんな感じなので僕がいじめられた側です。
Q:三兄弟ならではのあるあるみたいなものはあったりしますか?
橋本選手:
おさがりが多い。
佐々木投手:
多い。僕はまだ2番目だったので3番目とかは結構ボロボロだったりします。
橋本選手:
ボロボロですね(笑)。