SNSなどを悪用した詐欺についてです。
ここ数年、SNSアカウントが乗っ取られる被害が増えています。決済サービスを悪用し、現金をだまし取られる詐欺被害も発生していて、警察が注意を呼びかけています。

「ペイペイ使える?」「5万円払ってくれ」

こちらは今月18日、県内在住の女性に届いたLINEのメッセージ。
送り主は女性の同僚で、突然、決済サービスを使って5万円の送金を求められました。

女性が送金すると、相手はさらに10万円を要求。


不審に思い、本人の家族に確認したところ、アカウントが乗っ取られていたことが分かりました。

最近、増えているというSNSのアカウントの乗っ取り。

街の人からも被害の声が。

(街の人)
「友達が(SNS)を乗っ取られたりしています。アカウントが消されて、ラインが出来なくなったりした。自分が書いていないメッセージが誰かに送信されていたりとかは聞いたことがあります」
「友達がラインで回ってきたクリック詐欺に引っかかって電話番号を書いてしまったことがあった」


県警本部によりますと、SNSの乗っ取りなども含む不正アクセスの相談件数は、去年、382件と前の年のおよそ2倍に増加。
今年、7月末までの相談件数も323件に上り、前の年の同じ時期と比べて100件増えています。

(宮崎県警本部サイバー企画課 阿部竜也理事官)
「同じパスワードを複数のサービスで使いまわしている場合や、別のサービスから漏れたパスワードを悪用されるケースもあり、不正送金や詐欺といった犯罪に発展していきます」


不正アクセスを防ぐためには、パスワードを使いまわさない事や、ログイン時に2つ以上の異なる方法で本人確認を行う「多要素認証」を設定することが有効だといいます。


警察は巧妙化するサイバー犯罪に注意するよう呼びかけています。

(宮崎県警本部サイバー企画課 阿部竜也理事官)
「サイバー犯罪は、決して他人事ではなく、誰もが被害にあう可能性があります。自分は大丈夫と思わずに、パスワードの管理や多要素認証など、できることから対策を始めていただきたいと思います」


「LINE」について、不正アクセスを防ぐため、推奨されている設定を紹介します。

LINEの「設定」から「アカウント」を開き、「他の端末からのログイン許可」をオフにします。
これで、自分のスマホ以外からの不正なログインを事前に防ぐことができます。

ただ、スマートウォッチやパソコンでもLINEを使用している人はこの設定はできません。

こうした不審なメッセージを受け取ったら、まずは、本人へ直接確認することが大切です。

※MRTテレビ「Check!」8月31日(月)放送分から