大分市佐賀関で発生した大規模火災からの復興に向けて、市は31日、指針となる計画を正式に発表しました。
計画は、キャッチフレーズを「復興から未来へつながりあふれる佐賀関」とし、被災地周辺を、交流広場や居住など4つのゾーンに分けて整備する方針です。
防災面では、高台へ続く市道を「主要防災道路」として幅9メートルほどに拡幅し、避難路を確保するほか、延焼を防ぐために空き家の取り壊しなどを盛り込んでいます。
また、前回の住民との意見交換会で指摘があった空き地などの維持や活用については、復興に向けた課題の1つとして、新たに盛り込まれました。
(足立信也大分市長)「復興に向けて、田中地区や被災地区に戻ってくる方の数は決まったわけですから、その方々と周りの地区全体のことを考えていくスタートラインに立った」
市は復興計画をもとに、2027年3月までに具体的な事業を示す「実行計画」をまとめることにしています。
策定に向けて市は、9月中にも佐賀関支所に専用の相談窓口を設け、住民がいつでも相談できるよう、担当職員を配置する方針です。

一方、新人が出馬を表明した来春の大分市長選挙について、足立市長は「今年度いろんな将来像について取りまとめようとしているが、それが選挙へのアピールにならないように気を付けているので、選挙のことは触れないでいる。今は1期目のまとめに集中すべき」と述べ、正式な態度は示しませんでした。














