鳥取県南部町は31日、議事録作成目的などで使用していたボイスレコーダー1台を紛失したと明らかにしました。
ボイスレコーダーを紛失したのは、南部町健康対策課です。
6日、デジタル推進課から借りていたボイスレコーダー7台を返却するため台数を確認したところ、1台がないことに気が付きました。
そして12日、職員からの聴取やパソコンへの接続歴などから、紛失したボイスレコーダーは4件の会議や説明会で使用していていて、このうち2件は、児童及び関係者の名前や近況などを取り扱う会議で、町の情報セキュリティ上、特に厳格な取り扱いを必要とする「機密性3B」に該当する情報だったことが判明しました。
町は21日、米子警察署に遺失物届けを出しています。
紛失したボイスレコーダーは3年前に借りたもので健康対策課の事務室に置かれており、誰でも自由に持ち運びできる状態だったということです。
また、このボイスレコーダーは公民館や保育園などで使用されていたため、紛失場所については明らかになっていません。
該当会議で録音したデータについて、使用した職員は「議事録作成後にボイスレコーダー本体から削除し上司へ報告した」と発言しているといいますが、削除した事実を確認した職員がいないため、個人情報漏洩の可能性は否定できないとしています。
現時点で録音データの漏洩や不正利用については確認されていません。
現在、健康対策課では2台のボイスレコーダーを所有していて、残りの4台についてはデジタル推進課に返却したということです。
町は、これまでボイスレコーダーの使用・返却状況について管理する仕組みがなかったことが紛失の主な原因だとして、今後は予約システムを作成する方針です。
今回の事案を受け南部町の陶山町長は「今回の事案を重く受け止め、情報管理体制および運用の徹底、全職員への教育を速やかに行い、再発防止と信頼回復に取り組む」としています。














