関東地方や山梨県などの宿泊施設を転々としながら拠点にし、特殊詐欺の電話をかけていたかけ子グループのメンバーとみられる男2人が警視庁に逮捕されました。

詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、横浜市泉区の職業不詳、草間慶太容疑者(30)と、住居・職業不詳、中野一奈容疑者(25)です。

2人は今月27日、群馬県高崎市のホテルから80代の男性に息子を装って「けがをした」などとうその電話をかけ、現金をだまし取ろうとした疑いがもたれています。

警視庁によりますと、今年5月下旬、山梨県内の宿泊施設で、草間容疑者が夜にしか外出しないことを不審に思った経営者が警察に通報。その後、草間容疑者が都内に向かったという情報があり、警視庁の捜査員が草間容疑者の動向を調べていたということです。

2人は関東地方や山梨県などの宿泊施設を2、3泊で転々としながら拠点にし、詐欺の電話をかけるかけ子グループのメンバーとみられています。

宿泊の予約をする際、偽名を使っていたということです。

押収された携帯電話8台のうち1台からは、妊娠示談金の名目で金をだまし取る特殊詐欺のマニュアルが見つかったということで、警視庁はグループの実態解明を進めると共に余罪を調べています。