10年ぶりのリリーフ登板でCS圏内へ巻き返しを図る

 2軍では8月中旬からの3度のリリーフで無失点と結果を残した大瀬良。「周りのみなさんが思ってくれていたよりも、ボールの強さやスピードも含めいいものが見えた。『この強さがあればなんとか勝負できるんじゃないか』という手応えがあった」と2軍での日々を振り返った。出力向上の背景にはフォームの修正やトレーニング、入念なメンテナンスなど、裏で支え続けたトレーナーやスタッフの存在があった。大瀬良は「全タイミングがかみ合ってくれた。本当にいろんな方面に感謝が詰まっています」と笑顔で話した。

背番号14を背負い13年目の大瀬良大地

 29日のヤクルト戦で5失点した19歳の菊地ハルンに変わり1軍昇格。当初は先発に戻る予定だったがブルペン待機が濃厚となった。中継ぎでの登板となれば2019年の9月23日以来となるが、この日は永川勝浩(現・広島2軍投手コーチ)の引退試合で、先発した永川に変わり1回表1アウトから2番手で登板し7回まで投げていたため、短いイニングのリリーフとなれば2016年9月24日以来、10年ぶりとなる。
 チームは現在、クライマックスシリーズ(CS)進出をかけた負けられない戦いの最中だ。大瀬良は「下(2軍)でも気持ちを切らさずに、そのときをしっかり準備して待っていた。まだまだ戦っていけるチャンスが残っている。(1軍に)やっと戻ってこられたなという気持ちはもちろんありますし、何よりみんなが頑張ってCSへの望みを繋いでいるのでちゃんと貢献したい」と意気込んだ。