富山県氷見市万尾(もお)地区では、万尾川の氾濫により約1メートルの高さまで水につかる大規模な冠水被害が発生しています。雨のピークは過ぎたものの、水の流れがほぼ停滞しているため水位がほとんど下がらず、復旧のめどが立たない異常事態となっています。
髙橋優吾アナウンサー
雨が止んだ後も、あたり一面には深刻な爪痕が残っています。富山県氷見市万尾(もお)地区では、万尾川の氾濫により住宅のドア付近までおよそ1メートルの高さまで水につかるなど、大規模な冠水被害が発生しています。

現場では、軽トラックが運転席付近まで泥水につかり、上流部では川と道路の境目がなくなって完全に一体化する壊滅的な状況となっています。約50年この地域に住む男性は「雨で水位が上がることはあったが、ここまで高くなったのは初めて」と困惑の表情を浮かべます。また、一面に広がる田んぼのイネも水没し、農作業への甚大な影響も懸念されています。

さらに被害を深刻にしているのが、水の流れです。水流が非常に緩やかでほぼ停滞しているため、雨が止んだ後も水位がほとんど下がっていません。

住民からは「水が引かないと掃除も後片付けも何もできない」と焦りの声が上がっており、雨のピークが過ぎた現在も復旧への見通しはまったく立っていません。















