日の丸と重なった戦前の「強制された愛国心」

集団自決を強いられた人々の心理と皇民化教育について、昌一さんは2019年こう語っています。

昌一さん:
「沖縄差別があったから、差別されるのはきついから差別されない方をとったわけです。それは何かと言うと『立派な日本人になる』ということです。これが動物的忠誠心と言われるほど教育を受け入れていった」(2019年インタビュー)

国体で強制された日の丸の掲揚は、戦争へとつながった「強制された愛国心」に見えたのです。

昌一さん:
「死を強制していくということがなされたわけです。それに対して国旗だろうがなかろうが天皇であろうがなかろうが、そういうものを用いたものに対して僕は強く反発するというか、僕のエネルギーとして燃やしたということです」(2019年インタビュー)