山口県萩市の博物館で開かれている悪者とされる生き物の特別展が子どもたちの人気を集めています。(27日取材)

特別展は、危険、不快、迷惑といった悪者とされる生き物を紹介するものです。クマ、ヘビ、ハチなど300種類以上の標本や模型が展示されています。

萩博物館 川原康寛 学芸員
「今では子どもに大人気のカブトムシなんですけど、かつて300年ぐらい前はカブトムシは嫌われていて、毒があると思われていたんですね。正しい知識がないと人に嫌われてしまうと」

誤解や偏見を受けがちな生き物の生態や魅力を紹介しています。

萩博物館 川原康寛 学芸員
「クマよりも圧倒的にハチのほうが事故件数が多くて、実はクマよりハチのほうに注意を払わないといけないというのも、この展示を通して知ってほしいなと」

マッコウクジラの歯など実物に触れることもできます。

ムカデやサソリなど、苦手と思う人のために黒いベールをめくらないと見ることのできない展示もあります。

児童
「クマがあんなに大きいとは思わなかった。ツメも鋭かった」

人間によって悪者とされてしまった生き物…

萩博物館は、正しい知識や危険への対処法を紹介し、ともに歩む未来を考えてほしいとしています。

萩博物館 川原康寛 学芸員
「彼らも生態系の中で重要な役割を担っていたりだとか、人間の役に立っていたりだとか、さまざまな地球の上で役割がありますので、そういったところも学んでもらえればと思います」

児童
「悪者って言われてるけど、生きるために動物たちは頑張って身を守るためにやっていることだからとても印象に残りました」

特別展は、9月27日まで開かれています。