自主的に取水を2割制限

富山河川国道事務所は26日の記者会見で、この渇水への対応策や今後の見通しを説明しました。
富山県内では御母衣ダムの渇水対策として南砺市の祖山ダム、砺波市の小牧ダムから水を補給し、流域の農家や事業者は、農業用水や工業用水の取水を自主的に2割制限しています。
2つのダムから水を補給できなくなった場合は、山から下りてくる水=自然流入量の範囲内で取水制限を行うということです。
25日時点での貯水量は祖山ダムが31%、小牧ダムが53%となっていて、富山河川国道事務所は、まとまった雨が降らない場合、早ければ29日に放流できなくなる可能性があるといいます。
この場合、ライフラインとなる上水道は2割減での取水を維持し、流域の農家といった利水者は必要な水量の4割程度しか利用できなくなる見通しです。
今後心配されるのが(1)川の水が減り、川幅が狭くなるなどして生息している魚などに影響する「瀬切れ」問題。(2)そして、通常庄川が押し込んでいる海水が川の水が少なくなることで河口部分に流れ込んでくる塩水遡上。(3)堤防よりも市街地側で地下水位が下がることで井戸水の利用者にも影響が考えられるとしています。
今後広い範囲でまとまった雨が降れば水位の回復につながるとしていますが、現状は今後も厳しい状況が続くとして、流域の農家や事業者にできる限りの節水を呼びかけています。














