平昌オリンピックのスピードスケート、女子500メートルの金メダリスト小平奈緒さん(36)の講義が、名古屋の医療系の専門学校「名古屋医専」で行われました。
(平昌五輪スピードスケート金メダリスト 小平奈緒さん)
「何かの枠組みに自分が置かれた時に、本当に自分がやりたいことが見えてこないことがあると思う。そういった時に(スケートを楽しんでいた子どもの頃の)気持ちを思い出すことが大切だなと思う」
講義のテーマは「人とつながる」。看護師や理学療法士、柔道整復師などを目指すおよそ400人の生徒を前に、小平さんは北京オリンピックの前に捻挫した経験をあげ、「急に襲いかかった困難があった時は、受け入れることが処方箋だ」と語り、集まった学生は熱心に耳を傾けていました。