2020年、東日本大震災の復旧工事をめぐり、下請け業者に工事費を水増しして請求させ、元請けの建設会社から2億円以上をだまし取った罪に問われている男2人の初公判が、26日に仙台地方裁判所で開かれ、2人は起訴内容を認めました。

詐欺の罪に問われているのは、宮城県石巻市の会社員の被告(65)と長野県茅野市の無職の被告(59)です。
起訴状などによりますと、2人は、2020年に宮城県石巻市が発注した東日本大震災で被災した港湾の復旧工事をめぐり、元請けの建設会社に対して下請け業者の工事代金を水増しして請求し、約2億4800万円をだまし取った罪に問われています。
石巻市の会社員の被告は、元請けの建設会社の役員で長野県の無職の被告は、下請け業者の役員を務めていたということです。
仙台地裁で26日に開かれた初公判で、2人はともに「間違いない」と起訴内容を認めました。
冒頭陳述で検察側は、石巻市の会社員の被告が、長野県茅野市の無職の被告に詐欺を持ちかけ、2人が共謀したうえで「工事の作業員数を水増しした偽の請求書などを作成した」と指摘しました。
次回の裁判は、9月15日に開かれる予定で2人に対する被告人質問が行われる見通しです。














