熊本地震が発生してから25日で4週間です。
被災地では、現在も2600人を超える人々が避難生活を余儀なくされています。

こうした中、宮崎県延岡市では、住民が避難所の開設や運営を本番さながらの状態で体験する「防災実践塾」が開かれました。

県が今年度から始めた「防災実践塾」。
会場のアスリートタウン延岡アリーナで行われたのは、避難所の開設です。

参加したのは、実際の災害が発生した時にも避難所の開設を担当する可能性がある地元自治会の住民や防災士たち。

地震の影響で断水と停電が発生したという想定の中、受け付け班と居住スペース班に分かれ、避難者を受け入れる準備を進めました。

(延岡支社 田尻怜也記者)
「停電で薄暗い体育館。こうした中でも、参加者たちは段ボールベットの設営に取り掛かっています」

避難所としての環境が整うと、要配慮者や外国人の避難者などを受け入れる際の対応も確認しました。

(参加者)
「避難された方の中に、英語ができる人、外国語ができる人いませんか?いないですか?」

(参加者)
「地震が起きた時に、いきなりやるよりは何度かやっていた方が自分も分かるし、他の人にも『こうやってやるんだよ』と言えるので、すごくいい体験」

(宮崎県危機管理課 児玉兼輝さん)
「『どこが大変だった』『ここはうまくできた』とか、そういった振り返りを事後にやっていただくことで、実践的な地域の防災力の醸成につなげていただきたい」

県は、今年度中に、宮崎市と日南市でも防災実践塾を開催することにしています。