ボール一つで言葉の壁を越える。世界大会で得た確信

まるで体の一部のようにボールを自由自在に操るのが、フリースタイルバスケットボールです。ゴールもルールもないまさにフリースタイルなスポーツでボールを使ったトリックやパフォーマンスの美しさを競い合います。

仙台を拠点に活動するプロのフリースタイルバスケットボールのパーフォーマー:sakkman(さっくまん)こと佐久間憧(さくま・しょう)さん(34)です。高校時代にフリースタイルバスケと出会いました。

佐久間憧さん:
「1番の魅力は、場所をどこでも選ばずにできるところ。普通のスポーツは、その場所に出向くことが結構あると思うが、家の目の前とかそこら辺の公園とか、どこでも練習できるし、バスケットボールを通じて、普通に生活してたら出会わないようないろんな人たちとつながれることが、すごく素敵だなと思った」

大学卒業後からプロとして活動を始めた佐久間さん。2016年には、東北大会で念願の初優勝を果たします。そしてその勢いのまま全国大会に進み、世界の強豪が集う世界大会への切符をつかみ取りました。

佐久間憧さん:
「お客さんとか、審査員を見ながらやっていると。もう外国人の方だらけで、見た時に『世界大会に来ているんだ』とすごく実感した。そういうのも相まってすごく興奮した」

言葉も文化も異なる世界の舞台。しかし、ボール1つでつながることができたと佐久間さんは話します。

佐久間憧さん:
「英語も話す人もいれば、それぞれの母国語でしか話せない人もいて、言語でのコミュニケーションは結構難しかった。それでもみんなお互いのフリースタイルの技を見せ合って、ボールを通したコミュニケーションがみんなで行われてたので、すごいなと思った」