きょう(25日)2026年版警察白書が公表されました。深刻化するサイバー空間の脅威とそれに対する警察の取り組みが特集されています。
特集では、日本の政府やシンクタンクなどに関係する組織や個人から情報を盗もうとする中国の関与が疑われる組織的なサイバー攻撃が行われ問題になっていることが紹介されています。
また、ロシアによるウクライナ侵攻では軍事的な手段とサイバー攻撃などの非軍事的手段を組み合わせた「ハイブリッド戦」が繰り広げられていますが、今後さらに、こうした手法が高度化・巧妙化することが予想されているとも書かれています。
白書では「平時から有事に至るまでシームレスにサイバー空間をめぐる脅威に対処する必要がある」と指摘していて、被害を未然に防ぐために今年10月から導入される「能動的サイバー防御」についても記載されています。
また、去年1年間の被害額が3200億円あまりと過去最悪となった特殊詐欺事件などで関与が指摘されている「匿名・流動型犯罪グループ」についても、取り上げられました。
マネーロンダリングが巧妙化していることを背景に、報酬と引き換えに実行役に金を移動させる手口の「送金犯罪」に罰則を設けることなどを盛り込んだ「改正犯罪収益移転防止法」が今年6月に成立したことも紹介されました。
さらに、危機的な状況となっている警察官の採用をめぐり、優秀な警察官を安定的に確保し続けるために時代にあった警察学校の運営や給与、住居環境の改善をおこなっていくことなども記載されました。
注目の記事
100年以上続く奇祭が休止へ「野菜仕掛け物祭」直面した物価高と高齢化の壁 宮城・石巻市

ペットもかかる“熱中症” 散歩や室内での過ごし方など これまでの当たり前は通用しない? 飼い主が知るべき「新常識」

80年以上口を閉ざしてきた記憶 満州での過酷な逃避行と母の決断 91歳男性の証言【終戦81年】

「私はすぐさま殺しに行きました。飛びかかりに行きました」裁判所で娘を殺害した少年に対面した父 遺族を襲うマスコミの過熱報道と司法の壁「減刑された理由はなんですか、裁判長」【女子中学生殺害遺棄事件/第3話】

11歳息子を殺された父「加害者との糸を絶やさない」関係を断てば「望む謝罪・賠償すら得られない」受刑者から途絶えた手紙…面会で知った真相に怒り「裏切られた」

中国のカキ養殖ブイ「環境に優しい」はずが大量の漂着ごみに… 扱いを誤ると破裂のおそれ、まるで “風船爆弾” 安全な処理方法とは









