岡山県倉敷市の男子中学生が去年11月から行方不明となっています。
しまなみ海道沿いの生口島で所持品が発見されていて、男子生徒の父親が23日、愛媛県今治市を訪れ情報提供を呼び掛けました。

岡山県倉敷市の中学3年生・梶谷恭暉さんは、去年11月13日午後2時半ごろに自宅で家族が見たのを最後に行方が分からなくなっています。

23日は梶谷さんの父親が愛媛県今治市を訪れ、商店街などを訪問し情報提供を呼び掛けました。

(梶谷恭暉さんの父親)
「皆さんの目に付くところで情報の周知と提供の依頼をさせていただけないかと思い参りました。ご協力の検討をお願いします」

(商店街関係者)
「本当につらいと思う。早く見つかってもらいたいと思う。協力できることがあればさせてもらう」

警察のこれまでの調べでは、梶谷さんの服装と似た人物が広島県のJR三原駅まで移動していたことがわかっていて、自宅から姿を消した翌日、尾道市の生口島の路上で梶谷さんのスマートフォンなどが見つかっています。

ただそれ以降は、この年末年始に愛媛県内の商業施設で似た人を見たという情報が2件あるだけだということです。

梶谷さんは身長170cmくらいで、黒色の短髪、行方不明となった当時、黒色で無地の長袖を着て、白または灰色の長ズボンをはいていたということです。

家族らは、些細なことでも心当たりのある人は岡山の倉敷警察署に情報提供を呼び掛けています。