元北朝鮮代表FWでサッカー解説者の鄭大世氏(42)が23日、TBSテレビの番組「KICK OFF!J」に出演し、水戸ホーリーホックのMF加藤千尋(27)のゴールを絶賛した。

鄭大世氏は、週末に開催されたJリーグから最も気になったプレーを選ぶ企画「エランデール賞」で、加藤のゴールを選出。22日に行われたJ1リーグ第3節、京都サンガF.C.vs水戸ホーリーホックの後半23分、裏に抜け出した加藤がペナルティエリア付近で相手ディフェンダーをシュートフェイントでかわし、ゴールへと蹴りこんだ一連のプレーを振り返った。

選出理由について、鄭大世氏は「簡単に見えて、実は(シュートの前に)ひと工夫がある」と解説。「裏に抜け出して相手をシュートフェイントでかわすが、そのまま打ってもシュートコースがなくて入らない。シュートコースを確保するために切り返している」と説明した。

さらにキーパーとの駆け引きについて、「マークを外して完全フリーの状態で、キーパーは(シュートコースを)読めないんですよ。体の角度からしてキーパーは絶対に左(打つ側から見て右のファーサイド)に来ると思って、先に倒れてしまう。そこであえて、右に蹴るふりをして左に蹴るというひと工夫が出た素晴らしいゴール」と、ストライカーならではの視点で加藤の高度な駆け引きと技術を称賛した。

水戸ホーリーホックは京都サンガF.C.を3-1で破り、クラブ創設32年で悲願のJ1初勝利。勝ち点を4に伸ばし、7位に浮上した。

(TBSテレビ『KICK OFF!J』2026年8月23日放送より)