”数分”で道路が濁流に・・・「西日本豪雨」ドライブレコーダーの記録

これは2018年の「西日本豪雨」当日、広島市安芸区・矢野川沿いの県道34号線の映像です。午後7時36分、車は渋滞につかまり停車します。

それからわずか「3分後」。道路は一気に濁流になりました。
ドライバーの男性
「いろんなものが流れてきたり、対向車がバックやふらつきながら下りてきたりして、危ないと思った。反対車線にも、後ろにも車がいたで、Uターンするにも動けない状態だった」

停車から「8分後」には濁流の勢いはさらに増しましたが、この車はなんとか向きを変え、難を逃れました。
広島地方気象台 佐伯直之 防災気象官
「矢野川の映像を見ても、流域面積が小さい、中小河川では”数十分~数時間”で、危険水位に達することがある。今どこで、どのような危険が迫っているか知ることが重要」
気象台は、川の水位や道路の見た目だけで判断せず、数時間先の災害危険度を予測できる「キキクル」を避難の判断に活用してほしいと呼びかけます。

広島地方気象台 佐伯直之 防災気象官
「西日本豪雨の矢野川周辺の映像でも、午後7時半の道路に大きな異常はない。その時間のキキクルでは、すでに『紫色』で危険の表示になっている。1時間後にはこのように避難できない状態になった。『まだ大丈夫』が命取りになる」














