青森県内のナラ枯れの被害は、2026年6月までの1年間で約11万9000本に上り、過去最悪となりました。県は、より効果的な対策を検討していくとしています。

ナラ枯れは、カシノナガキクイムシが媒介する菌によって枯れる病気で、近年、被害が深刻となっています。

21日に開かれた県議会農林水産委員会では、2人の議員がナラ枯れの現状や対策について質問しました。

県によりますと、2025年7月~2026年6月までの1年間で県内では前のシーズンの1.9倍となる11万8925本に被害があり、過去最悪となったということです。

また、被害エリアも広がっていて、新たに八戸市や十和田市など8市町村で確認され30市町村に拡大しています。

県林政課 毛内聖悟 課長
「特に公益性の高い守るべきナラ林の保全やナラの活用促進、被害を受けにくい若いナラ林への転換などの対策を重点的に進めていくこととしています。本県の現状を踏まえた、より効果的な対策を検討していきます」

県は、今年度から市町村が選定した守るべきナラ林の周りで発生した被害木の伐採や、病原菌の増殖を防ぐために薬剤を注入する対策などにかかる費用の4分の3を補助するなど、新たな対策を講じていますが被害を減らすためには、さらなる対策が求められます。

【写真を見る】

※リンクから画像をご確認いただけます。