静岡市は、高齢者の介護予防を推進するため、散歩や脳トレなどで最大5000円分のポイントを獲得できる健康アプリを活用した事業を始めると発表しました。

<静岡市 難波喬司市長>
「ポイントを入れること自体が脳トレになりますので、アプリを起動するだけで1ポイントですから、毎日何かやっていただくのが非常にいいかなと思いますね」

静岡市の難波市長が8月21日に発表したのは、高齢者の介護予防に向けた健康アプリ「しずさんポ」の導入です。

静岡市では、要介護認定者数が2000年以降増え続け、2026年3月時点で4万4616人に上っています。

これまで、体操教室など対面型の介護予防事業を行ってきましたが、参加者の固定化が課題となっていました。

「しずさんポ」では、食事や歩数、脳トレなどの目標を達成するとポイントがもらえる仕組みで、年間で最大5000円分のポイントが獲得できます。

ポイントは「PayPay」「dポイント」「auPAYギフトカード」「WAONPOINT」の4種類から選んで交換できます。

さらに、一定の基準を達成した人の中から、抽選で15人に、5000ポイントが贈られます。

対象は静岡市に住む65歳以上で、2026年9月1日から申し込みが始まり、実施期間は2027年3月31日までです。

今回は先着1000人としていますが、今後、利用状況を踏まえながら、対象規模を拡大していくということです。

また、静岡市は、アプリのインストールやポイント交換を支援するため、9月から10月まで、週1回、静岡市役所静岡庁舎と清水庁舎にサポート窓口を開設します。

また、難波市長は自身も対象者であることから、使い勝手などを知るために利用を検討したいとしたうえで、「私よりも高い目標を持ってほしい」と話しました。