拉致被害者 横田めぐみさんの弟 拓也さんが、新潟県内の市長村長らに向けて20日講演し、拉致問題は「横田家の特別な事件ではない」と訴えました。
拉致問題の風化を防ぎ早期解決を訴えるために、県内の自治体トップが活動している『市長村長の会』。

この会の総会で講演したのは横田めぐみさんの弟で、家族会代表の横田拓也さんです。

拓也さんはめぐみさんが拉致される1年前、新潟に引っ越してくる前の幸せそうな家族写真を見せながらこう訴えました。

【横田めぐみさんの弟 拉致被害者家族会代表 横田拓也さん】「こうした日常が皆さま方にもあった。つまりこの拉致問題は横田さんの家の特別な事件じゃなくて、どこでもある普通の家庭で起きた事件ということを改めてこうした写真からご理解いただけないかなと思っています」

拓也さんは拉致被害者の親世代が元気なうちに全ての拉致被害者を帰国させるよう日本政府を通じて北朝鮮に求めています。
【拉致被害者家族会代表 横田拓也さん】「私は言葉を武器にして、一人でも多くの方の目を見て、この熱意を伝えて全員を賛同者にして、この問題を解決するために日本政府に民意の力を突き付けて、北朝鮮に私たちは全員怒っている、諦めていないんだということを一緒に一丸となって活動していくために、それが私の力になっている。私は絶対にあきらめません」

母親の早紀江さんは、90歳になりました。

【拉致被害者家族会代表 横田拓也さん】「これだけ48年間戦い続けたこと、本当に苦しい毎日です。あしたもまたくりかえしかなと思う現実は苦しいですけど、それでも会えてよかったというゴールがあれば頑張れるものです。母も身体も振り絞って我慢して再会を願っているので、それはぜひ実現させてあげたいと思っています」

『市長村長の会』は、パネル展や若者に向けた啓発セミナーなどを開催して啓発活動に努めるとともに、国への要望活動などにも取り組みたいとしています。














