「ただひとつ、何か食べたい…」そんな中、中国人が持ちかけた言葉

母はそのまま、帰ってきませんでした。祖父も道端で黙って横になり、亡くなりました。

1か月歩き続けてようやく収容所にたどり着きますが、激しい飢えに苦しみ、さらに死者は増えていきました。

佐藤千代さん
「(体中の)シラミが痒いとか、そんなことを考えるひまがない。ただひとつ、何か食べたい…」

そんな中、千代さんの家族にある中国人が、こう持ちかけます。

「トウモロコシと千代さんを取り替えてくれ」

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