JR九州は、昨年度の路線・区間別の利用状況を発表し、宮崎県関連では4路線の5つの区間で前の年度より利用者数が減少していることが分かりました。

特に、吉都線と日南線の減少率が大きく、県は沿線自治体と連携し、利用促進を図りたいとしています。

18日、JR九州が発表した路線・区間別の利用状況。
県関連では、日豊本線、宮崎空港線、日南線、それに、吉都線の4路線8区間が対象となり、このうち、5つの区間で昨年度の1日平均乗客数が前の年度より減少しました。

特に減少率が大きいのは、吉都線の「都城・吉松」間で11.5%。また、日南線の「田吉・油津」間は9.2%となっています。

一方、前の年度より増加したのは、日豊本線の「佐伯・延岡」間と宮崎空港線の「田吉・宮崎空港」間の2区間でした。

この結果について県の担当者は。

(県総合交通課・三原研一(みはらけんいち)主幹)「ローカル線である日南線、吉都線は沿線の人口減少、特にメインの利用者である学生、子どもの数も減っているので、そういったところが影響しているのかなと考えている」

また、1日の平均乗客数が2000人未満の区間のうち、最も赤字額が大きかったのは日南線「田吉・油津」間でおよそ6億8000万円でした。

県は沿線自治体と連携しながら利用促進を図り、地域交通の維持に努めたいとしています。

(宮崎県総合交通課 三原研一主幹)
「地域公共交通というのは、日常生活に欠かせないライフラインだと思っています。何とか将来にわたって持続可能な形で地域公共交通ネットワークとして残していきたいと考えている」

一方、JR九州も「交通ネットワークを持続可能なものとする取り組みも必要と考えている」としています。