■16歳で突然の脳出血。残されたいくつもの後遺症
制作したのは、市内在住の佐川陸さん(22)。

16歳だった高校2年生の夏休みに脳出血を発症しました。
10万人あたり年間1~2人が発症する「脳動静脈奇形」というものでした。
入院期間は7か月にもおよび、その年の2学期以降で出席できたのは終業式のみで、進級は叶いませんでした。
しかし、学校側の理解もあり、同級生が3年生として過ごした1年間を“特別支援室”で学び、共に巣立つと、特別支援学校に再入学。
卒業後は障害福祉サービス事業所のスタッフとして働いています。
ただ、現在も右半身のまひに加え、「話す」や「書く」といった言葉に関する機能が損なわれる「失語症」や、注意力や感情のコントロールが難しくなる「高次脳機能障がい」など、重い後遺症と向き合う日々です。
とりわけ「短期記憶障がい」により、10分前の記憶を保つことすら困難な状況にあります。














