中学1年生で主演も…上京して味わった挫折

※小野桂嗣さん
「たまたま映画『DEATH NOTE』のニュースをテレビで見たんです。メインキャラの1人『L』を(むつ市出身の)松山ケンイチさんが演じていて、母が『この人は青森県出身なんだよ』と教えてくれて、青森県出身の方が芸能界の第一線で活躍していると知ったときに、急に身近になったような気がした」

そこから演劇の道へ歩き出すことに。中学1年生の頃には、青森市浪岡出身の演出家・長谷川孝治さんが手がけた演劇のワークショップで、主演をつかんだ。演目は、五所川原市出身の文豪・太宰治の作品『走れメロス』。
※小野桂嗣さん
「青森市内の全中学校の演劇部を対象にしたワークショップで、『走れメロス』のメロス役を決めるオーディションがありました。僕が当時中学1年生でメロス役をやりまして、めちゃくちゃ緊張感のある瞬間をそこで初めて経験させていただいた」

その成功体験を胸に上京し、大学でも演劇サークルへ。全国レベルの学生が集まる中で、持っていた自信は見事に打ち砕かれた。

※小野桂嗣さん
「演劇サークルに同じタイミングで入ってきた同期とか先輩方と一緒に芝居やってみましょうってなったときに、見事に天狗の鼻っ柱を折られたんですよ。俺より上手いじゃないか、なんなら俺下手すぎじゃないかみたいな」

その後、研究しながら演技の幅を広げて何とか挽回していった。しかし、就職活動の時期になり、夢と現実の選択を突きつけられた。














