Qタイマーのところで写真撮影が終わった後に、一瞬涙が込み上げるようなシーンがあったと思うんですけど、あれはどういう感情だったのか伺えますか?
中島:さっきも言ったんですけど、13秒60を出した場所って自分でも思ってたので、できたら1秒以上ここで上げたいなっていうのはずっと自分の中でこの大会に向けて思ってて、ただそれ思ってるのは自分だけというか、全然知らないタイムだと思うのでそういうのを考えた時に、1秒ってやっぱりなかなか中学生じゃないので、なかなかできないことだなと思って、すごいそこの年数というか、そこからの年数をふと思った時にちょっとうるっときたっていう感じです。

レース後感極まる中島選手

Q大学時代、競技を続けるかどうかっていう葛藤もあったってお話もありましたけど、どういう思いで大学4年間競技をされていたのか、お話しいただけますでしょうか?
中島:大学生の時は本当に色んな種目をやらせてもらっていて、ヨンパー(400mH)をやったり400mをやったりっていうのをしてましたし、それがやっぱり今に生きているというか、大学の先生はこれっていうのに絞らなくても色んな道があるよっていう風には教えてくれたので、その固定概念というか自分の中でこれじゃないとダメっていうのがいい意味でその時期は外れた、それで色んな体の動かし方とか、みんなが混成選手になれるぐらいの色んなことができるようにしないといけないよねっていう大学だったので、それがいい意味でやっぱり今に生きているんじゃないかなとは思います。

Q今大会に臨む時に、大学4年生の時の13秒60はどこか頭にありましたか?
中島:この大会の前から元々思っていたので、それを思った時にうるっと来たっていうお話でした。

Q大学4年の時と今を比較して、例えば練習見たらこんな違いがあるよとか、練習じゃなくても、昔と比べて今はこうなっているなど日常の生活の行いや意識の高さとかでもいいんですけど、当時と今の違いっていうのは何かありますか?
中島:昔よりマイナスなことに対してのマイナスな感情が湧かないというか、すごくマイナスなことがあったとしても、それを自分自身の中でポジティブ、プラスに変える力がすごく備わってきているなとは感じますね。やっぱり大学時代は負けてしまったその負けに対して思うことというか、ことはたくさんあったんですけど、今別にその負けも必ずプラスになると思いますし、自分の競技人生に繋がっていく一つの出来事になると思うので、そういうふうにプラスに考えられるようになったことは年々多くはなりました。

Qそれは本当に毎年毎年の積み重ねでそうなった?何か変わったわけではなくて?
中島:本当にコツコツそういうメンタル的なものも自分の中で考えてやっています。

Qレース後に同じレース走った選手たちとグータッチしたりとか、すごい印象的だったんですけれども、周りの雰囲気とかは?
中島:やっぱりそういうのが100mHの雰囲気だと思いますし、切磋琢磨してるからこそ、自分自身もこういうふうに走れているので、やっぱり選手一人一人にすごくリスペクトがあります。ただやっぱり男子110mHみたいに世界で戦うっていう選手がそんな何人も何人もいるわけではないので、やっぱりそういうところをみんなで目指していければいいなという気持ちはすごくあります。

中島:皆さん、お盆にありがとうございます!

会見場を後にする中島選手