「アメリカを焼き払う」平和の火に隠された”もう一つの顔”

下井さんは、原爆の残り火のことを知った2001年から、毎年、採火に来ています。

当時84歳だった山本達雄さんにも直接会って、話を聞きました。

そのとき明かされたのは、今では「平和の火」として知られる残り火の”もう一つの顔”でした。

山本達雄さんの息子・拓道さん(75)
「この火でアメリカを焼き払ってやるとか、俺だけでも恨みは絶対忘れんぞという決意が揺らがんために、火を灯し続けた」

焼け野原で叔父を探し回る中、達雄さんが目にした、息絶えゆく人々の姿。

広島ピースメッセージ とうろう流し運営委員長 下井良昭さん
「ここの星野村の火のことは大事にしていかないけん、ということで、毎年取りに来ることに意味があるんじゃないかなと思っています」