日銀の利上げ観測などを背景に長期金利が上昇し、一時2.93%をつけました。およそ30年ぶりの高い水準です。
きょうの債券市場では代表的な指標である日本の10年物国債の利回りが一時2.93%まで上昇しました。1996年以来、およそ30年ぶりの高い水準です。
背景にあるのは日銀が利上げを加速するとの観測です。物価の高止まりや円安の進行などを背景に日銀が利上げのペースを上げるとの見方から、長期金利が上昇しています。
さらにアメリカなど海外の金利上昇の影響も受けているほか、日本の財政に対する懸念も債券売りを促し、長期金利を上昇させる要因です。今月下旬には各省庁が来年度の予算を財務省に要求する「概算要求」が控えていますが、市場では要求金額が膨らみ財政が悪化するとの警戒感が強まっています。
市場関係者からは「世界的な金利上昇も波及するなか概算要求の規模の拡大をきっかけに3%を突破する可能性も高い」との見方が出ています。
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