床上浸水も なぜ冠水相次ぐ? 原因は時間帯と排水管?

今回、なぜ冠水が相次いだのか。
元消防士で防災スペシャリストの野村功次郎さんによると、「都市部では、生活用水と雨水を一つの排水管で処理するところが多い」ということです。
今回の大雨は、▼炊事やお風呂など、生活用水をよく使う時間帯に降ったことや、▼線状降水帯が相次いで発生し、「記録的短時間大雨」が25回発表されるなどした結果、排水が追いつかない状況だったというのです。
大雨での運転 閉じ込められたら…

日比キャスター:
道路の冠水により、車の中に閉じ込められるといった人的被害もありました。国交省では、大雨での運転について注意を呼びかけています。
【大雨での運転 注意点は】
・マフラーから浸水すると、エンジン停止、再始動しなくなる恐れ
・水が床面を超えると電気装置が損傷、自動ドアや窓が動作しなくなる恐れ
・水がドアの半分を超えると、水圧により内側からほぼ開けられなくなる恐れ
(国交省「水深が床面を超えたら、もう危険!」より)

元消防士・防災スペシャリストの野村功次郎さんは、危ないと感じたら、
▼車にとどまらず、付近の施設に避難
▼閉じ込められる前に窓を開ける
といった行動が重要だといいます。

水没した車内に閉じ込められたとき、「脱出用ハンマー」を使うと、窓を粉々に突き破ることができます。ホームセンターなどで1000円台から2000円台で購入可能ですので、準備しておくと良いかもしれません。

また、元消防士・防災スペシャリストの野村功次郎さんによると、座席シートの上部にセットされているヘッドレストでも代用ができるといいます。

ヘッドレストに差し込まれている、金属の棒の先端部分で、窓ガラスの角の部分に向かってしならせるようにぶつけると、窓が割れやすいということです。

また、車の中に水が入ってきた場合、車の中と外の水位がほとんど同じになれば、水圧の影響が少なくなるので、ドアを開けて脱出が可能になるということです。














