失敗作が美味しくて…
今から20年以上前、創業者のひとりが、卵を使った焼き菓子「ヌーベル」を作ろうとしていたところで生まれた失敗作から誕生したのが、「幻の味・ブルース」。その名前の由来は…

「先代がブルースソングが好きで、失敗したお菓子を当時のスタッフが食べたところ、あまりに美味しくて踊りだしたというエピソードがあり…」
踊りだすほどのおいしさ、というわけです。その秘密は、製造過程にありました。材料はシンプル。小麦粉、卵、砂糖などを混ぜ合わせ、型に入れて注ぎます。均等にしてならした生地にカスタードを絞り、オーブンで焼き上げます。
生地を混ぜる時、目安となる膨らみを見逃さないのがコツ。微妙に違うと、焼き上がりも沈んでしまうのだそう。また、全て手作業で行うため、大量に作ることはできません。買える場所も限られています。
「恩納村は3店舗、南城市の斎場御嶽にもあるけど、南部・中部あたりは出回っていないので、知られていないかもしれません」
レトロなパッケージにもこだわりがあり、恩納村を代表する歴史上の人物、琉歌の女流歌人の恩納ナビーが描かれています。
「先代がせっかく作り上げてきた品ですので、それを引き継いでいきたいという思いもありますし、今のクオリティーから下げないように努力が必要だなと。お客さまのご要望があって続けられていると思っていますので、これからも美味しいブルースを提供できるように頑張っていきたい」














