6歳のころ空襲にあった「うちにも爆弾がふってきた」

黒田征太郎さん(87)
「でかい魚のような形をした飛行機が。あとで知るんですけれどB-29爆撃機。何機も浮かんでいます。飛んでいるんじゃない浮かんでるんです」

福岡市博多区で開かれたイベントで、戦争の記憶を語る黒田征太郎さん・87歳。

福岡県北九州市の門司港を拠点に活動する画家で、イラストレータ-です。

黒田さんは6歳のころ、兵庫県西宮市で空襲に遭いました。

黒田征太郎さん(87)
「僕たちが住んでいた夙川(兵庫県)、うちにも爆弾がふってきて。ばらばらと、その下に僕はいました。でかい水が落ちてくるような大雨のようなざーざーざーっていうたまに揺れるんですね、どどどどどって」

あたりが静かになって、防空壕から外に出た黒田さん。

住んでいた家は焼け落ち、町並みは変わり果てていました。

黒田征太郎さん(87)
「なじんでいた風景はなかったです。全部焼けていました。用水池に頭のほうだけ突っ込んで、足はこげてしまって亡くなっている(人がいる)。亡くなっているっている言葉ではない、死んでいました。この思い出は消えません」