2人の赤ちゃんの遺体を遺棄した罪に問われた女の裁判。「誰にも言えずすごくつらかった」と話しました。

(山地里美被告)「すごく申し訳ない気持ちでいっぱい。幸せにしてあげられなかった」

法廷で今は亡き2人のわが子への思いを静かに語った女。

大阪市北区の風俗店従業員・山地里美被告(35)は2022年から2023年ごろにかけてと、ことし1月ごろに出産した計2人の赤ちゃんの遺体をビニール袋に入れ、段ボールやマンションのクローゼットの中に遺棄した罪に問われています。これまでの裁判で山地被告は、起訴内容を認めています。

8月12日の被告人質問で、山地被告は妊娠しても病院に行かなかった理由について…

(山地里美被告)「保険に入ってない。10割負担になると思い、お金に余裕がなく行けなかった」

周囲にも妊娠を打ち明けられなかったとしたうえで…

(山地里美被告)「怖いし不安だし誰にも言えない。『1人で解決しないと』とすごくつらかった。(赤ちゃんには)すごく申し訳ない気持ちでいっぱい。幸せにしてあげられなかった」

検察側は論告で「死体の遺棄を避けようと努力した形跡は見当たらず、安易に問題を先送りし、現実から目を背け続けた意思決定は強く非難されるべき」などとして、拘禁刑2年6か月を求刑。

一方、弁護側は反省しているなどとして執行猶予付きの判決を求めました。

判決は9月17日に言い渡される予定です。